恋人が朝起きたら目の前にいるってのは最高に嬉しいことなんだけど(でも寝起きの最悪

にブサイクな顔を見られるのもどうかと思うけどね!)(それを受けとめてれる寛大な男って

実在するのかすら怪しいよね)それでもこの状況はないと思う。












温もりすらも愛おしく












こうなってしまったのは如何してなのか、まずは自分自身で整理しないといけないね。


昨晩。何だかとても疲れていた(こういう日もあるよね!)ので何時もより早めに寝た。

今朝。というか今現在。何だかいつもより温かいなあとか思って目が覚めた。覚醒。

   で、人間の本能ってやつで温かいから擦り寄ろうとした。あっはは!(乾いた笑い)

   そしたら体が動かないから金縛りにでもあってるのかと思った。

   でも手先とか動かせるし、こう、後ろからがっちり固定されてる感じなんだね。

   だから勇気を振り絞って顔を後ろに向けてみた。

   向けてみたらさあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


   零崎双識がなぁああぁぁあっんかムカツクぐらい幸せそうに寝ている、という。


   な ん で ? (これ重要だから。しっかり頭にいれといてね)




あれ?あれれれれ?(レレレの人じゃないから)

きちんと私の超高性能な頭で状況整理したはずなのにまた分からなくなってきちゃったぞ?

どこから分かんないんだ?って落ち着け。落ち着け私。ほら深呼吸!!すーはーすーはー

よっし。人間冷静さが大切だよねっ!

どこから分かんないんだ? そんなの分かりきってるじゃん。




なんで双識がここにいるのかってことよ。




不法侵入してるし、寝室に入り込んでベットにまで侵入し、しかも私をがっちりと抱いて

寝ているとは何事か。(マジでキレる5秒前)(あれ?さっきと言ってること違くない?

あ、なんか胃がキリキリと痛み出した。はぁぁぁ、そうとう私胃に負担かけてるのね。

ここ最近毎日吐いてるであろう盛大な溜息を吐いて、この男を起こす事から始めてみる。







「双識ーーー、起きろー、起きなきゃ殺すぞー(ォィ)」


「・・・・・・・・」


「おーい、マジで殺しちゃうよー?最初は鳩尾に一発ぶち込むよー?」


「・・・・・・・・」


「痛いよー?狸寝入りはやめろ。それともマゾ?マゾだったの??


「・・・・・・・・」


きいてんのかコラ


「・・・・・・・・」


「・・・・・・・はあ・・・・」







チッ、絶対起きてんだよコイツ。

だって腰に巻きついてた腕が徐々に片腕だけ私の胸元に辿り着こうと必至なんだよ?

起きてないわけがねえ。寝ててやってたら、変態の鑑だねっ!!!!


・・・・・・・仕方ない。これだけは死ぬほど使いたくはなかったけど、状況が状況だから

やむを得まい。







「そ、双識ぃ・・・・ねえったらぁー・・・・」


「(ピクっ)・・・・・・・・・」







その名も【ブリ声大作戦☆】(ネーミングセンスが微妙な上にありきたりなタイトル)

ブリ声なんて通常時の私にとってはまさしくありえない事だ。(人識あたりが聞いたら

間違いなく顔を真っ青に染めていることだろう)

でも、そう、仕方が無いんだよ。だってこうしないとコイツ、起きないし。(トラウマ)

現にあれだけの言葉で反応したでしょ?







「双識ぃ、起きないと朝ごはん食べれないよぉ?どうするの?ねー、双識ってばー!!

 それとも私の作った朝ごはん食べれない・・・とか。そうだよね、あんなの食べたくない

 よね・・・・・・、ごめんね、無理言っちゃって・・・・・(くっ、一生の不覚・・・!)」


そんなことないよ!!の料理は世界一、いや宇宙一おいしいよ。

 それを独り占めできる私は何て幸せ者なんだろうね!ああ、でもこのまま2人で過ごす

 のもいいね。朝ごはんは食べれなくとも私はを食べれる゛う゛っっっ


黙れストーカ殺人鬼が。殺すぞ


に殺されるなら本望だな゛あ゛っっっ


前言撤回。楽には死なせん。人識辺りにでも差し出してくれる」







潤さんでもいいかな!でも舞織ちゃんでもいいよねー。

確実にこの2人と殺りあったら双識死ぬね。別にいっか。(自分よければ全てよし)







「愛が痛い!愛が痛いよ!!!」


「人の名前を連呼するな!どさくさに紛れて胸を触るな!!気持ち悪い!(酷)」







ひぃぃぃぃいぃぃ!!!!!これ犯罪だよね!犯罪だよね!!!!!







「ああ、心にぐさっとくる言葉すらもに言われると嬉しく感じるのはどうしてだろうね?」


「え?マゾ?真面目にマゾヒストだったの?


「ほら、。私に何か囁いて、ね?」







囁いてっておい・・・・・何を言ってやがるんですか?







「・・・・・・マジで死ね。死んで来い。そして2度と戻ってくるな


、私も愛しているよ!!!だから私とこれから愛を育もうね!!!!」


それは只の飾りかァァァァァアアァァァァア!!!!!!???







マジで脱がそうとするなよ!つーか目がマジだコイツ。あほだろ。

キモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキ・・・

しかもオールバックじゃなくて髪下ろしてるし、眼鏡外してるから無駄にカッコイイし、

ははっ!!(ヤケ)







「大丈夫だよ。心配しなくても優しくするから」


「そんな心配してねえよ!!どっちかっていうと君の頭大丈夫?って話だよ!!!!」


「あ、でもあんまりが可愛い声とかし過ぎると私としては理性がもたない・・・」


「だから人の話をきけ!!!!!!!!頭イってんなこのバカは!!!!!!!(泣)」


「早くイきたいって?せっかちだねは」


もうやだぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!!!一思いに殺してくれ!!!!」









もうこのバカは止められねえ。そう心に誓いました。

まずは錠開け専用鉄具(アンチロックドブレード)を没収することから始めよう。




















≫18000打ありがとうございました!そして零さんに差し上げまする!!
 リクエストは「双識兄さんでギャグ」でした。・・・・、ギャグってなんだろう?って
 思い始めました。(駄目じゃん!)しかも微妙だ・・・。突っ走り過ぎた気が。
 双識さんは不法侵入常習犯ということで!このあとの展開はご想像におまかせします。

 零さんだけお持ち帰りOKです。こんなものですが、気にいってくださると嬉しいです。
 私からのささやかなクリスマスプレゼントです。メリクリ!!!!(20051225)